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外国人技能実習を行う事業所の7割以上が違反
2020/10/24
外国人技能実習生などから相談や通報を受けて、労働基準監督署が実習生が働く全国の事業所に去年、立ち入り調査を行った結果、7割を超える事業所で違法な時間外労働や残業代の未払いなどの違反が確認されたことが厚生労働省のまとめで分かりました。

企業などで日本の技術を学びながら働く外国人技能実習生は、去年12月の時点で全国でおよそ41万人に上っています。
実習生などから相談や通報を受け、労働基準監督署が去年1年間に実習生が働く全国の9455の事業所に立ち入り調査を行った結果、労働基準法などの違反が確認されたのは6796の事業所で、71.9%に上ったことが分かりました。
違反があった事業所の数は統計を取り始めた2003年以降、最も多くなっています。
このうち、 労使で決めた上限を超えて違法に時間外労働をさせるなど、労働時間に関する違反が21.5%、職場の安全管理などに関する違反が20.9%、▽残業代の未払いが16.3%となっています。

厚生労働省によると、1か月の残業時間が100時間以上に上ったり、最低賃金を大幅に下回る時給400円ほどで残業させられていたケースもあったとの事です。

平成29年に施行された技能実習法により監理団体への外部役員就任または外部監査の実施が要求事項となりましたが、それらは違反のウォッチドッグとしては機能していないと見ざるを得ないかも知れません。



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